事例紹介

防災情報システム導入事例

お客様情報

お客様名猪名川町 様
URLhttp://www.town.inagawa.lg.jp/
人口31,775人(世帯数:12,000世帯)

猪名川町について

猪名川町は、兵庫県南東部阪神地域の北部に位置し、都市近郊ながら自然豊か町として発展してきました。
阪神地域最高峰の大野山や一級河川猪名川などの自然環境に恵まれる一方、奈良時代から開発が行われていた多田銀銅山や木喰仏など文化的な歴史もあります。また、平成28年度末に新名神高速道路が開通することで、都市部とのアクセス向上による地域活性化を目指しています。

住みたい 訪れたい 帰りたい ふれあいのまち「ふるさと猪名川」

防災情報システム導入の経緯

Q.防災情報システム採用・導入に至った経緯を聞かせてください。

猪名川町では、防災行政無線によって町内を無線でカバーする事が難しく、値格面でもかなりの高額となることを予想していました。また、内陸部に設置し、津波の被害を受ける心配はありませんが、台風などの風水害による河川氾濫が以前より懸念事項となっていたことから、システムの優先順位として移動系システムを活用した関係職員への情報伝達体制や災害対策部における氾濫河川の監視や、将来的に拡張性のある同報系システムについて検討しておりました。猪名川町に適したシステムを構築する為、様々な情報を集めていたところ、他の自治体で実績のあった今回のシステムを知り、実際に稼働状況を見学し、多角的な視点から検討を行ったところ仕様・価格ともに猪名川町の希望に合った事がわかり、採用する事となりました。

Q.設計・施工の際、問題点 等ありましたら聞かせてください。

平成26年5月から9月末までの期間で施工を行う計画で進めておりましたが、当初の設計では見えなかった問題がいくつか発覚し、設計の変更が必要となったため、実際の施工を短期間で行う事となりましたが、短期間にも関わらず納期内で工事を完了していただけたので感謝しております。

Q.完成から運用に向けての問題点について聞かせてください。

完成後に台風の影響でシステムを早速運用する事となりましたが、システム自体がシンプルで問題なく実運用出来ました。河川の映像監視についても、通常の業務レベルでパソコンを扱う程度なので特別な教育を受けることなく利用できたことは、今回採用したシステムのメリットだと考えます。

システム概要

本システムは無線LANとして利用することで町内のネットワーク幹線を構築し、そのネットワーク幹線を介して町内の無線ネットワークを整備する事で、災害等が発生した際、関係者間の迅速な情報伝達と情報共有を実現しました。住民の方々へは屋外拡げる声スピーカーを設置する事で情報伝達を可能にしています。さらに、氾濫の可能性のある河川にライブカメラを設置し、災害対策部のある町役場で状況を確認できる構成となっています。

お客様の声

 

今回の事業で、猪名川町内に無線ネットワークが構築されたことにより、町職員や消防団員との連絡網が整備され、関係者への情報伝達と関係者間での情報共有を確実に素早く行う事が可能となりました。また、住民の方々へは同報系のスピーカーを設置し、今後は住民の方々の要望に合わせて追加することも可能です。

河川監視用のカメラについては10月の台風の際に活用したことで、従来は現場に職員を向かわせ、電話で現状報告を受けていましたが、今回は複数拠点の河川の状況を町役場内で関係者が同時に見る事で、その場で判断する事が可能となり、本システムの有効性を肌で感じることができました。

防災・減災に関連する課題はまだ多くありますが、今回のシステムを中心に拡張し、住民の皆様に安全・安心な生活を送って頂くためのシステム作りを進めて行きたいと考えます。
右から猪名川町 企画総務部 総務課 危機管理室 田中 政寿 室長、肥爪 淳 主事

右から猪名川町 企画総務部 総務課 危機管理室
田中 政寿 室長、肥爪 淳 主事

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